くまとっと’s diary

個人事業主×デイトレーダー。趣味の経済、時事ネタ解説

相場分析が確実な成果を挙げるためのKeyになり得ない根拠について

こんにちは、しば先生です('ω')

 

では先日の続きをお話しましょう。

前回のお話は↓↓↓

shiba-sensei.hatenablog.com

 

でしたね。

一般的には、相場を分析したら、そこから正しい結論が導かれる。

 

その正しい分析、手順に従って、必要なことは全て検討したと思っていれば、

下した結論は、なんであれ、全て正しいと感じますね。

 

私だってそう思うし、誰だってきっとそう思う。

 

トレーディング、トレーダーがマーケットにおいて相場分析をする際も、

ほぼ同じような過程を辿ります。

ただし、そこには大きな違いがあるのです。

サァ、なんでしょう?

 

例えば、トレーディングの分析においても、

他の分析と同じような結果を期待している場合

 

「分析して、トレードの勝ちパターンを見つけたと

 確信できる根拠が集まったら、自分の分析は正しい!」

 

そう考えるのは至極当然のことです。

言い換えれば、「勝てそうに思えないトレードはしない」ということです。

 

これは平均的な人や、知識不足の人がトレードするときの典型的な考え方です。

トレードがうまくいくと確信できない限り、仕掛けない。ポジらないということです。

 

うん、普通ですよね(笑)

 

違うんですなぁ。これが。

 

これだけでは、残念ながら、着実に勝ち続けることは出来ないのです。

また、確実、着実に成果を挙げ続けているプロフェッショナルは、このような考え方をしないのです。

 

ではどう考えるのか?

はじめてこんなことを聞くとなると、ヘンだな。と思うかもしれませんが、

プロフェッショナルは自分が正しいと思ってトレーディングをすることはありません。

 

そして、トレーディングすることを正当化するかのように、

自分を納得させるべく、根拠を絞り出すようなこともしません。

 

プロフェッショナルは、相場を分析したら、自分は正しい!と思うのではなく。

その方向性の可能性が高い(かもしれない)くらいです。

 

あくまで、失敗よりも、成功の確率が高いかなくらい。

もしくは、失敗のリスクが限りなく少ないと予想される。くらい。

 

なぜ、プロフェッショナルは、このように考えるのか?

それは相場の状況が、如何に良く見えたとしても、

分析にどれだけの時間をかけようとも、

 

マーケット(市場)には、いつ何が起きてもおかしくない以上、

相場の動きで、何も確実で絶対なことなんかどこにもないと分かっているからです。

良い意味の諦めもあるってことですね~。

 

結局、個々のトレードにおいては、相場をいくら最強の分析をしようとも、次の動きなんか誰にも分からないってことです。

 

また、相場の分析で、着実に相場が予測できると考える人。

まぁそんなのモグりか、サロンとか言ってるような詐欺師ですがね?(笑)

 

もし、俺は相場の予測が出来てきた!俺は間違ってない!と思っていると、

恐ろしいことが待っているのですね。

 

それは…

長くなっちゃったので、また次回にしましょうか。

 

それではまた。